馬の特性
① とても臆病です。驚くと、防衛本能で立ち上がったり、蹴ったりすることがあります。ロープで繋がれていても、杭ごと抜いてしまうことも あります。
② 集団行動を好みます。しかし、相性の悪い馬同士は、近づくと喧嘩をし噛み付いたり蹴りあうことがあります。
③ 広い視野を持っていますが、真後ろは見えません。馬の視野の範囲外(真後ろ)から近づいたり、馬が確認
できない場所などから不意に近づくと驚くことがあります。
④ 見たことがないものや、普段と違うものを見たりすると、立ち止まったり後ずさりします。
⑤ 大きな音・急激な動作(急に手を上げたり、走り出したりなど)・蝶々やトンボなど飛んでいるものや傘、
シート、旗のようにヒラヒ ラするものに驚くことがあります。
⑥ 騎乗者の気持ちを読み取ります。
馬と接する時・騎乗中など
① 近づく時は、馬の表情や耳の動きにも注意して近づいて下さい。耳を後にピッタリと倒している
時は要注意です。
② 馬同士が喧嘩する時に、相手の馬に対して、噛み付いたり、蹴ることが有り、騎乗者が巻き込まれることがあります。
③ 馬に餌を与える時に、人間の手も餌と一緒にかじってしまうことがあります。
ひっかかりやすい服装や鐙(あぶみ)から抜けにくい靴は、緊急の時に足が抜けず引きずられてしまう危険性
があります。
⑤ 馬上では、姿勢良くバランスを保ってください。姿勢が悪いと馬に負担になり、馬が落ち着かなくなることもあり、
落馬の危険性があります。
⑥ 騎乗者が、集中して騎乗し、きちんと意思を持ってコントロールをしていかないと、馬が指示に従う意識をなくし、
馬が自由に なってしまう危険性があります。
⑦ 馬が自由になってしまうと、馬場の中では動かなくなったり、急に走り出したり、ほかの馬にちょっかいをだしたり、
馬房に戻ろうとすることもあります。
⑧ トレール(外乗)の際 馬が自由になってしまうと、草を食べて動かなくなったり、人の土地にはいってしまったり、
一人で馬小屋に帰ろうとしたり、前の馬も抜かし走っていこうとすることなどがあり、非常に危険です。
⑨ 騎乗中にも、驚くこともあります。
⑩ 馬がつまずいたりして、馬体が前に大きく下がることがあります。これは、スピードを出していれば、その分
だけ大きい衝撃になります。
⑪ 馬が自分で走りやすい道を選び、横っ飛びすることがあります。
⑫ トレール中、前の馬に近づきすぎると、前の馬が後の馬を蹴ることがあります。前の馬は蹴るので後肢が
あがり、騎乗者の体が前傾になります。後の馬は、噛み付こうと顔を前に伸ばしたり、蹴られるのを避けようと
して急に止まったりして、お互いの馬に衝撃があります。また、後ろの馬を蹴ろうとした時に、騎乗者の体(腕や足)
が蹴られてしまうこともあります。
⑬ 馬は、自分の体の幅を考えて障害物を避けます。上からの障害物(枝など)や木などの障害物の横を通る
時などに、馬をコントロールしないと騎乗者の体がぶつかることがあります。
⑭ 馬の近くに立っているときなど、馬が動いて人間の足を踏むことがあります。
乗馬における中高年の安全について
近年、中高年の乗馬人口が急激に増加しています。そのことは、乗馬に関わる者としてとても喜ばしいことです。
しかし、それに伴い乗馬にまつわる事故が増えているという報告があがってきています。落馬・腹部を蹴られることによる
内臓破裂・胸部を蹴られることによる肋骨の骨折・頭部付近を蹴られることによる頭蓋骨および顎などの骨折・餌を与え
ようとして指を食いちぎられる・・・。それらの事故は、馬個々の特徴を理解し切れず、不用意にコミュニケーションを取ろうと、
近づき、咄嗟に逃げ切れない(反射神経の衰え)ことが原因と考えられます。
何十年と乗馬を続けていらっしゃる、超経験者と言われる方たちの落馬事故も、報告としてかなりあがってきています。
馬のことを熟知し、それなりの技術・経験のある方が、なぜ事故にあってしまうのかというと、体力・および加齢に伴う筋力
の衰え・過信が原因と考えられます。何十年も経験している方たちは、感覚的に自分のイメージの中に絶頂期の時のイメージ
が残っており、その反面、体の衰えにより体がついていかないというのが、事故の大きな原因と考えられます。
以上のようなことにより、ビッグマウンテンランチではお客様に乗馬を楽しんでいただき100%の安全を確保する為に、お客様と
スタッフのコミュニケーションをしっかり取り、スタッフの指示に従っていただいております。騎乗中においては、速歩・駈歩なども
スタッフが判断しながら進めていきます。お客様のご希望に添えない場合もございますのでご理解下さい。
ビッグマウンテンランチで楽しい乗馬の時間をお過ごし下さい。
※ 中高年の方の騎乗は、医師の診断書および家族の同意書等が必要となる場合もありますので、ご理解下さい。
Big Mountain Ranch
責任者 Bomber高橋

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