スクスクスクールとは

スクスクスクールはビッグマウンテンランチの子ども達のためのプログラムです。
主に宿泊を伴うキャンプ活動を主体にしています。危険を伴う大動物とのふれあいを中心に、考えたり、感じたりを大切にする体験教育に主眼をおいています。

スクスクスクールでは遊びを主体とした活動の中に本当に大切なものを探したり、感じたり出来るようにしっかりとした目標を持ち運営しています。自分が素直な気持ちになれる”自然”というフィールドを大切にし、『自立』・『心の成長』を求めた活動を目指しています。乗馬、登山、キャンプ、スキー等の活動において、『危険』と言われる事も沢山あります。どうすれば上手になれるか、安全に行えるかを一緒に考え、導きながら生活します。一番大切な事は「集中し真剣に取り組む」事です。

スクール目標『物の豊かさ』より『心の豊かさ』

   1.自然と友達になろう
     自然を感じたり、触れたりしてみよう!
     自然に沢山触れ、においを嗅いだり色を見たり音を聞いてみましょう。
     そして素直な気持ちになって色々な草花や生き物と友達になろう。虫も生きています。

   2.仲間としっかり生活しよう!
     集団生活の中で自主性を発揮すると共に仲間を思いやる気持ちを持とう!
     沢山のお友達と仲良くなって、いつも相手の気持ちを考えてあげられたり、自分の気持ちを
     伝えられるようになりましょう。着替えや荷物の生理、食事造りや片付けなど、自分の事は
     自分で出来るようにやってみましょう。

   3.体を動かしてみよう
     何にでも挑戦し、たくさんのことを体験、体感しよう!あきらめる前に体を
     動かしてみよう。そして必ず一つ自信を持って帰ろう。

班編成

スクールでは、各活動にあった1班6名ほどの班編成を行いカウンセラー(スクスクスタッフ)が担当します。高学年の経験者のお友達が低学年のお友達に教えてあげたり、手助けしてあげながら活動していきます。年下の子を思いやったり、学校とは違うお友達との生活の中で、自分の意見をはっきり伝えることや友達の意見を聞くこと、一人では出来ないこともみんなで協力するとできるという仲間の大切さを感じてくれるのではないでしょうか。幼児のお友達には、3~4名に一人のカウンセラーが担当します。
又普段とは違う環境を設定し、ただ単に楽しいだけじゃ無く、新たな自分発見、集中する事の大切さ、安全、自分で考える事を学ぶ為に班編制は事務局がいろいろな事を考え決めています。お友達同士での参加に関して同じ班にして欲しい、という希望にはそえない場合があります。ご了解下さい。(一緒に遊ぶ時間、お話をする時間は沢山あります。)

心の自立

お父さん・お母さんと離れた普段とは違う環境の中で、いつもはついつい甘えてしまうことも全部自分でやってみます。スクールに参加にし初めての宿泊をすること、薪を使ってご飯作りをすること、薪割りでナタを使ってみること、馬に乗ってみることなど、個人個人で"初めての挑戦"は違います。が、『自分でやってみよう』と思う第一歩の勇気を持つきっかけや、やり遂げられる手助けをしていきたいと思っています。最初から『できない』と思うのではなく、まず自分の身体を動かしやってみること、そして体感してみることが大切と考えています。そして、やってみようと思うのに一番大切な"自分が何をしたいのか"しっかりと自分の意志を持って行動することを子ども達に伝えています。

スクスクスクールの中心的なプログラム

特にカウボーイキャンプでは、言葉の通じない"馬"に自分の気持ちを伝えていきます。それには、自分の強い意志が必要です。自分のしたいことが見つからない、考えられない子ども達が多いと言われるなか、馬とのコミュニケーションをきっかけに、自分で考えて行動することや、相手を思いやる気持ちが大切ということに気付いてもらえるきっかけになる活動を目指しています。